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モノでもないコトでもない、その先にある「楽しみのある暮らし」を買いに出かけよう


 

”モノ消費よりコト消費の時代だ”

 

と言われ始め、もう幾年も立ったように思う。

 

「モノ消費」とは商品の所有に価値を見出す消費傾向であり、「コト消費」とは商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す消費傾向のことである。

 

端的に言うと、

「モノ=商品」が重要である時代から、
「コト=体験」が大切な時代になったということ。

 

だから、こぞって日本企業は、商品の延長戦にある、体験や付加価値を届けるために、
作り込んだ世界観のある商品やキャンペーン・イベントを提供したり、

 

モノを売るのではなく、
各地でいろんな体験をすることのできるアソビューや、
体験をプレゼントできる本であるSow Experience(ソウ・エクスペリエンス)など、
単なる商品ではなく、体験を売る会社も多くなってきた。

 

目新しい体験や珍しい光景は、確かに楽しく、心地よく、さらに驚きがある。

私も面白い体験型のキャンペーンやイベントには参加したくなるし、何かにつけてその体験をインスタにもアップしてしまう。

だが 、モノだろうがコトだろうが、「結局は何かを消費してるだけなんじゃないか?」と、ふと思うことがある。

 

本来は「心に残る」「生活を豊かにする」ことは、消費されるだけの瞬間的なことではなく、日々の中に宿る小さな小さな「楽しみ」「こだわり」の積み重ねだと思う。

それがその人だけのストーリーになる。

 

最近読んだ本「人生を変えるモノ選びのルール」の中にもこんな一節がある。

 

どれだけ「自分のストーリー」を語れる、「ときめくモノ」があるでしょうか。「なんとなく」で選んだこだわりのないモノが紛れ込んではいないでしょうか。

「外見は一番外側の内面」とも言いますし、「神は細部に宿る」とも言います。それと同時に「ものは自分を映す鏡」だと私は考えます。

 

モノを買う行為は一瞬で終わる。

コトを体験する事だって、やらされていればそれまで。

大切なのは、その先にある、暮らしがどんなストーリーになるか。

 

上着が要らなくなるほど暖かくなった春の陽気は、
そんな単なる消費を超えた「暮らし」「ストーリー」に誘ってくる。

 

 

コレ一個買ったら良かったじゃなくて、それを持って帰った後の暮らしがどんな風に豊かになるかなって。

今回私がお邪魔したのは、バッグ作家の田中昌子さんの、ご自宅兼アトリエ。

彼女は、「シンプルだけど普通じゃない、持つとなぜだか高揚する」をテーマに、カジュアルで生活に馴染みやすいバッグを製作している。

 

タケナカナミさんのブログblancoo houseでも紹介されてるので、商品が気になった方はこちら。

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田中さんのシリーズは、ベーシックで使いやすいけれど、ユーモアがひとさじ入っているところが特徴。私も愛用中。

 

 

「ここは写さないで」
「ここね、穴が空いてるんだけど隠した方がいい?」
「よし、この布を外してみよう」
と、せわしなく片付けをしながら、アトリエを案内してくれる。

 

作業道具の中に、キラキラ光る待ち針を見つける。

「この待ち針は、4月のイベントにも出てくれる栗原志歩さんの作品でね。かわいいでしょ」

かわいいですね、というと、次々と出てくる、作家さんの作品たち。

そして「これはここが良いの、こんな風にするとね、もっとかわいいのよ」と一つ一つを熱弁。

その顔は、とても自慢げだ。

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作家が、別の作家の作品をお勧めしてくれる姿は、私にとって意外だった。
勝手なイメージで、「自分は自分!」「周りはライバル!」と思っている、と想像していた。

(思い込みは怖い・・・)

 

 

あなたの暮らしへ、手仕事を

彼女は4月14日(土)・15日(日)に行われるnoal marche(ノアル マルシェ)の立ち上げ・企画メンバーの一人でもある。
手仕事で作品を作る作家が集まるマルシェだ。

コンセプトが、心をくすぐるので、ご紹介。

 

ただの買い物じゃない、

暮らしの楽しみ方を持ち帰ろう。

作家が生み出す一期一会のアイテムや、食材にこだわったお菓子  “のある”  暮らし。
それは、いつもの日々をちょっぴり豊かにしてくれるはず。

 

noal marché (ノアルマルシェ) は、暮らしの楽しみ方を大切にしたい方々に向けた

様々なジャンルの作り手たちによるマルシェです。
 

第一回のテーマは「ダイニング」。

それぞれの作り手が、ダイニングを彩るアイテムをお届けします。

 

ー今回のテーマの理由は”ダイニング”ですが、どうしてこのテーマを選んだんですか?

 

田中:ダイニングって、「食べるところ」って意味なんだけど、広く捉えると“団欒”と捉える事もできて。この4・5月って、季節の変わり目で、入学や入社があってみんなにとっても節目の時でしょ。
そういう変わり目に、暮らしの中心の団欒部分を、リセットしたり変化させる事で、暮らしの中心から変わっていくんじゃないか、という意味合いで選んでみました。

 

—このテーマのために、どうなメンバーが集まっているんでしょう?このテーマでどんなポジションをそれぞれが担ってるのか気になって。

田中:勿論、焼き菓子や和菓子は分かりやすいよね。本当に美味しいよ!

それから、ダイニングの器やお皿を作ってる作家さん。これも分かりやすいかも。

ダイニングでのテーブルや暮らしの中心で使えばムードが出たりするんじゃないか、という思いからキャンドル作家さん。

ここからは少しテーマから遠くなるけど、今回はカット生地を売る服・テキスタイルのデザイナーさん。こういうイベントって自分で何かを作ってる人も来るから、この生地でランチョンマットを作ってもらえるように。それに、クッションカバーも販売するからそれを置いてもらうのも良いよね。

 

あと、ポートレートを描いてるイラストレーター。その場で似顔絵を描いて売るの。海外では写真やポートレートをダイニングに飾る事が多い。日本ではあまりないけど、もしダイニングに大事な家族や自分のポートレートがあったら豊かなんじゃないかなっと思って。

一番、テーマに遠いのは私だと思う(笑)

 

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—(笑)

 

田中:なので、私は今回”暮らしに寄り添う”という広いテーマで組み込ませてもらった(笑)

 

 

*

 

 

—場所は代々木上原ですよね。個人的には、デートとかにもいいかなって思いました!

 

田中:いいと思う!(笑)

 

—私はデートの行き先に迷うタイプなので(笑)、デートコースの一つにもいいかなと。

 

田中:場所的には”奥渋”エリア。歩いて20分で代々木公園だったり、歩いて10分で代々木八幡、渋谷へも30分だし、デートや散歩コースにもちょうどいいと思う。
2週間前なら花見とかもできたのにね(笑)

 

—確かに。オススメのお出かけプランありますか?

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田中:イメージ的には、

まずランチを代々木上原周辺でしてもらって。
ここの会場の徒歩数分のところにいいお店が2・3軒ある。

オススメは、NODE UEHARA 一階はカフェで、地下はビストロになってる。
それからGoodTownBakehouse(グッドタウンベイクハウス)会場の隣でモーニングからやってるしいい感じのカフェ。

そうやってランチを楽しんでもらってから、イベントに来てもらう。似顔絵コーナーや、生地のカット売り、アロマガーランドのワークショップなんかの動きのある企画が盛りだくさんだから、1−2時間は楽しんでもらえると思う。

そこからまた散歩をスタートしてもらい、代々木八幡まで。
代々木八幡のFuglen Tokyo(フグレントウキョウ)
ここは確か、ノルウェーから海外発出店のお店で、話題になったところ。

 

—へえ。すごい!食べログ3.56!
(食べログ3.50以上だと美味しいという通説がある。)

 

田中:すごく美味しいから、テイクアウトして散策続けながら飲むっていうのもいいかなと!

 

あなたの暮らしへ、手仕事を . noal marche vol.1 〜〇〇のあるダイニング〜を開催するギャラリーのある代々木上原をご紹介します。 . 小田急線・千代田線が通る代々木上原駅は、最近注目の奥渋谷の端に当たるエリア。 15分ほど歩くと桜の名所・代々木公園があります。 . その途中にはおしゃれなカフェやレストラン、海外初出店で話題となったノルウェーの珈琲店 fuglen Tokyoなどもあり、なんだか楽しげ。 . marcheには日本語で “散歩” の意味もあるとか。 . ギャラリーの場所は奥渋谷エリアの端にある代々木上原駅より徒歩1分。 noal marcheを堪能したあとに代々木公園へぶらり…お散歩してみるのもいいかもしれませんね。 . …………. . ●noal marche. あなたの暮らしへ、手仕事を . vol.1 〜◯◯のあるダイニング〜 . 4/14(sat) 12:00-20:00. 4/15(sun) 12:00-18:00. . @代々木上原 MKビルスタジオ. 代々木上原駅 南口徒歩1分 東京都 渋谷区 上原1-30-1 上原MKビル 2F . #noalmarche #ノアルマルシェ #代々木上原 #奥渋谷 #手仕事 #代々木公園 #代々木八幡 #ハンドメイド #雑貨#手仕事のある暮らし #ハンドメイド雑貨 #ハンドメイドバッグ #ハンドメイド作家 #ハンドメイド作品 #ハンドメイドキャンドル

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—こういうの好きな人多いと思うんですけど、敷居が高いと思っている人も多いんじゃないかなと思っていて・・・特に、その、作家さんとどう距離を取ったらいいかわからず・・・話しかけてもいいんですか?

 

田中:今回イベントの良さは、作家さんに絶対に店頭に立ってもらっているという事。触れ合いをとても大事にしたいなと思ってて、それをお願いしてるの。
ショップとか行くと話しかけられるのが怖いってこともあるとおもうんだけど、
それを飛び越えたアットホーム感を出したいなと思っていて、作家さん達と事前に顔合わせたり会話をする事に寄って、その緊張感を緩和させようとしてる。

例えばお客さんが迷っていたら、「この作品は・・・この作家さんは」って勧められるくらいにはしたいなと思って、作家同士でやりとりをしたりしてるよ。

 

—ウェルカム!ってことですね。それでは、手仕事で作られたアイテムのある暮らしって・・・?

 

田中:既製品と作家作品の何が違うかというと、例えば、最近作家さんのマグカップを使ってるんだけど、肌触りと唇触りが心地よい。それは、既製品では味わえない良さだと思っていて。

手作りだからこその微妙な差が出せたり、作家の心遣いが見れると思う。

デザインが優れてて便利なものって既製品にも沢山あると思う。私もそういうのは好き。でも、このアイテムが一個あるだけで暮らしが楽しくなるっていう、そういうアイテムが少しずつ増えることに価値があると思っていて、だから全部を取り替えろとは思ってなくて、生活の中に、一個・二個・三個って増えていければちょっといいよね、っていうそんな感じ。

 

—いいですね!なんだか、素敵!

 

田中:いいよね(笑)

 

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ー言い方悪いですけど、「芸術家!!」と思っていて、作品そのものに価値が見出してて、使うことをイメージしてない人も多いのかと思ってました。

 

田中:そういう、芸術家みたいに世界観が強い人もいると思う。ただ今回は、暮らしをどんな風に楽しんでもらえるかという意味で、実用性があってコンセプトもしっかりしててという人に声をかけてるから、使う人のニーズを考えてる作品が多いと思う。

 

自分の作品を主役にしてほしいと思う作家さんもいるかもしれないけど・・・暮らしに溶け込ませるって、その人に元々のライフスタイルがあって、それに如何に浸透させるかっていうことだと思っていて、個性的なのがいいかというとそういうわけじゃない。個性はありつつも、もともとあるライフスタイルに馴染みやすいっていうのが大事だと思う。

 

 

*

 

 

作品を作っている作家が、
自分の作品ではなく、他人の作品をお勧めしてくれること。

イベントそのものだけでなく、その前後を提案してくれること。

自分の作品ではなく、買った人の暮らしの事情と未来を想ってくれること。

それはコトの消費を超えた、 「楽しみ」であり「こだわり」であり「ストーリー」だと思う。

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場所は代々木上原。周りにはたくさんのお洒落で、上質で、好奇心をくすぐるような場所がたくさんある。

デートでも、おでかけでも、散歩のついででも、どれにも小さくすっぽりとハマる。そんなイベントになりそうな予感。

モノでもない、コトでもない、「楽しみのある暮らし」を買いに出かけよう。

だって、季節は春なのだから。

 

 

noal marché (ノアルマルシェ) Vol.1 ~○○のあるダイニング~

日時:4/14(sat)12:00~20:00 15(sun)12:00~18:00

場所:代々木上原MKビルスタジオ

アクセス:代々木上原駅南口徒歩1分

HPはコチラ

atsuco(@azchild_atsuco)


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